となみのブラスアンサンブルとは?
演奏会2ファンファーレ
 
 結成のきっかけとなったのは、富山県西部を中心に活動を行う高岡フィルハーモニー管弦楽団の存在である。
 
 高岡フィルの金管奏者のアンサンブル演奏は、実は第1回演奏会で発表されている。第2回以降の演奏会は完全にオーケストラ曲のプログラムとなったので、金管アンサンブルの演奏はしていないが、その後も、合宿の折りにアンサンブル大会を行うなど、うちわではアンサンブルをしていた。しかし、それだけでは飽き足らないメンバー有志によって、平成7年12月に「高岡フィルハーモニーブラスアンサンブル」が結成された。そして、高岡フィルの土・日の練習とは別に、水曜日の夜に活動をするようになったのである。
 
 その後、高岡フィルとは独立して活動を行いたいというメンバー全員の意志により、平成8年秋に、団体名を現在の「となみのブラスアンサンブル」に改める。名称は、砺波市文化会館で練習していること、砺波地区を中心に演奏活動をしていることから決定された。(ちなみに、アクセントは「なみの」でも「とみの」でもなく、「となみの」と平板に読んでほしい。)もっとも、この名称についてはいまだに、「もっとかっこいい名前にしたかった」と言っているメンバーもいるとかいないとか…。
 
 通常の活動は毎週水曜日の夜、砺波市文化会館(主にリハーサル室)。現在のメンバーは富山県西部の社会人が中心。平均年齢は…現在の正メンバーは誰だ?というところから始まるけれども…もうたぶん40歳台だとは思うが、あえて計算してみる勇気はない。それなりの年齢になって、それなりに責任のある立場になったメンバーは仕事の都合でこれまで以上に全員が練習に揃うことはなくなってきたが、そこは年の功でなんとかなっている…ということにしておこう。懐かしいPJBEのレパートリーから、ズーラシアンブラスや侍ブラスなどの最近の曲まで、編成・ジャンルにこだわらず、さまざまな曲にチャレンジを続けている。
 
 当面の目標であった「演奏会での観客動員3ケタ」は3rdコンサートあたりで達成されたらしい。その後も少〜しずつ観客を増やしてきたことに気をよくして、平成14年の6thコンサートを無謀にも砺波市文化会館大ホール(キャパ1200席!)で開催したが、観客数はおんなじ(苦笑)。懲りずに7thコンサートも砺波市文化会館で開催し、各方面の協力により観客動員数は過去最高を記録(といってもたいしたことはないのだが^^;)。地元の中学・高校等で指導をしているメンバーも多く、演奏会に無理矢理呼びつけて駆けつけてくれる教え子が多くなったのが大きな要因であろうか?
 平成17年の9thコンサートは、諸事情により砺波市文化会館での開催を断念してクロスランドおやべでの開催となったが、10th・11thコンサートは再び砺波市文化会館で開催。12thコンサート以降はクロスランドおやべに会場を戻し、18thコンサートは砺波市文化会館の多目的ホールでの開催となった。おっさんばかりとなり、寄る年波に勝てないメンバーではあるが、音楽ができる喜びを共有していけたら…となんとか努力を続けている。
 
 いつの日か、砺波市文化会館が満員になることを夢見て…!?
 
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